試作・製品化用語辞典

機械構造用炭素鋼(S-C材)とは

名称:機械構造用炭素鋼
記号:S-C
主な用途:ベアリング、ドリルチャック、レンチ・工具類など

解説:S-C材のSはsteel(鉄)、Cは、炭素を表し、-(ハイフン)の部分には、炭素の割合を示す数値が入ります。たとえばS45Cという材料の場合、炭素の含有量は0.45%になります。炭素の役割は、焼き入れ硬化です。炭素の割合が多くなるほど、焼き入れ硬さは高くなります。S-C材の炭素量は、0.08%から0.61%までそろっています。